売り場作りも担う卸業。
地域密着型えびす本郷の助け合いとフラットな人間関係

鳥取県に拠点を構え、百年以上の歴史があるえびす本郷株式会社。地元のスーパーに向けたアイスやお菓子の卸売や、法人・個人のお客さまに向けた通販や宅配サービスを展開しています。大手メーカーから地元の商品まで幅広い商品を取り扱い、山陰地方で大きなシェアを占めている会社です。

今回お話を伺ったのは、入社7年目の真田裕也(さなだ ゆうや)さん。「ただ商品を納品するだけではなく、売り場作りまで任せてもらえることがえびす本郷の魅力」だと語ります。

珍しい業態で、困ったときは自然と助け合う温かな社風のもと、一歩ずつ成長を重ねています。そんな真田さんの姿から、えびす本郷の魅力に迫ります。

冷菓事業部 ルート営業 真田 裕也(さなだ ゆうや)さん

鳥取環境大学を卒業後、2018年にえびす本郷株式会社へ新卒入社。入社後7年間、卸売事業の冷菓部門に所属。山陰地方のスーパーの頼れる窓口として、発注から納品後のアフターフォローまでを一気通貫で担う。鳥取県のにぎわいと自然が両方あるのどかな空気感が好き。

つくる人と届ける人をつなぐ、卸の面白さに惹かれて

──まず、真田さんが担当している業務内容について教えてください。

弊社は食品の卸売業を営んでいて、お菓子やアイスクリームなどのメーカー商品をスーパーを始めとする小売業の店舗へ届ける役割をになっています。私は冷菓事業部に所属していて、主にアイスクリームを取り扱っています。現在はスーパーを2社担当しており、バイヤーの方との商談したり、約20ある店舗へ納品に行ったりしています。

──どのようなきっかけで卸売業に興味を持たれたのでしょうか。

食べることで元気が出るタイプなので、「食」に携わる仕事につけば楽しく働けるのではないかと考えたんです。アイスクリームの企画や販売、製造などさまざまな仕事を調べるうちに、自分には商品をお客様へ届けるのが向いていると感じてきて。メーカーと、商品を購入されるお客さまをつなぐ卸売業であれば、やりがいを持って働けそうだと思いました。

──たくさんある卸会社の中で、えびす本郷を選ばれた理由はなんでしょうか。

「『食』を通じて地元に貢献したい!」をモットーに掲げていて、山陰地方に貢献できるところに惹かれました。私は大学進学を機に、出身地の京都から出て鳥取での生活を始めました。自分の地元とは違う鳥取の雰囲気に惹かれて、ここで暮らせたらいいなと思ったんです。

大好きな「食」に関わりながら鳥取で暮らせる企業を探しているうちに、地域密着を掲げるえびす本郷に出合ってここで働いてみたいと志望しました。

弊社では大手のお菓子、アイスメーカーの商品だけではなく、地元の老舗和菓子店の商品も取り扱っているんです。地元で古くから愛されているお店とつながりを持てるのは、地域密着型のえびす本郷ならではだと感じます。

また、面接を担当してくださった方の穏やかで話しやすい人柄や、社内見学で見た和気あいあいと働く雰囲気もあいまって、えびす本郷を選びました。

卸すだけじゃない、えびす本郷ならではのやりがい

──えびす本郷での仕事のやりがいはなんでしょうか。

店舗で販売する商品の選定から売り場作りまで担当し、お店の売り上げに直接貢献できるところです。

一般的な卸売業でも販促の提案は行いますが、えびす本郷ではより店舗バイヤーのみなさんと密に連携し、納品する商品の選定から任せていただいたり、店舗ごとの特徴や季節に合わせて実際に手を動かして売り場を作り上げたりできるんです。

たとえば全国的に見ると、あるカテゴリーの抹茶味の商品は売れにくいと言われているのですが、ピンポイントの地域の店舗ではよく売れるという特徴があります。だから、抹茶の商品が発売されたら積極的に納品するようにしています。ほかにも、チョコレート味がよく売れる店舗があったり、シャーベットが売れる店舗があったりと、同じ山陰地方でも地域や店舗によって異なる傾向を分析して納品しています。

──面白い仕事ですね。そういった特徴や情報収集はどのように行っているのですか。

1日に7〜8店舗ほど周り、納品時に店舗担当者から話を聞いたり、自分の目で商品棚の減り具合を見たりして研究しています。「お客さんがこういう商品が欲しいって言ってたんだ」と店舗の担当者を通じて教えていただいて、相談しながら商品構成を一緒に考えているんです。

──お客さまと信頼関係を築きながら売り場作りをしているんですね。

失敗することもあるし、思ったよりも売れなかったなというときもあり感覚的なところもあるのですが、試行錯誤を重ねています。店舗のスタッフさんからお客さまが喜んでいると伝えられたときは嬉しいですね。

「お疲れさま」が飛び交う、フラットで優しい職場

──職場全体の雰囲気についてもお伺いしたいです。

一言で言うと風通しがいいです。全ての部門がワンフロアにあるので、よく情報共有をしあっています。問題が起きて自部門の上司と相談しているときに、他部門の先輩社員から新たな視点でのアドバイスをもらって解決に導けたこともあります。

ほかにも、夏はアイスの納品が忙しすぎて手が回らなくなることもあるのですが、メンバーや上司と連携して遅れてないか声を掛け合います。問題が起きていれば先輩・後輩にかかわらず手が空いている人がサポートに入って協力して乗り切っています。

──上下関係なくフラットに助け合う文化があるのですね。実際に周囲に助けてもらったエピソードはありますか?

入社1年目の年末に、和菓子の大規模納品をしたことでしょうか。順調に納品の手続きを進めていたのですが、途中で商品説明のラベルの内容に誤りがあることに気づいたんです。

急いで店舗から商品を引き上げて、ラベルを貼り替える必要があったのですが、1年目の自分にはどのように対応すればいいのかわからず、アワアワと焦ってしまいました。

──年末で皆が忙しくしている時期の出来事だったかと思います。どのように対処されたのでしょうか。

上司に相談し、メーカー側とスーパー側の担当者それぞれのやり取りをサポートしていただいて乗り切ることができました。

この一件から学んだのは、誰しも間違えることはあるということ。必ず自分自身の目でチェックをして、気になる点があったらすぐに確認する習慣がつきました。一度落ち着いて、冷静に対処できる力が養われたと思いますね。

──ミスに対して怒るのではなく、乗り切り方を教えてくださったおかげで真田さんの成長にも繋がったのですね。上司の方とは普段からよくコミュニケーションを取られているのでしょうか。

そうですね。フレンドリーに接してくださる方が多いです。役職や立場に関係なくオフィスに立ち寄って「お疲れさま」と声をかけてくれます。

最近は、京都の実家を離れ鳥取を職場にしている私に対して、「最近は実家に帰れているのか?」「ご両親は心配していないか?」と心配してくださいました。分け隔てなくコミュニケーションを取れることが弊社のいいところだと思います。

──優しい方が多いのですね。仕事をしていて大変なことはありませんか?

アイスクリームを担当しているとやはり夏の繁忙期は引っ張りだこになります。約1か月間は、休日が週1回になるので少々大変かもしれません。でも、休めなかった分の休日は必ず閑散期に取ることができます。土日と合わせて大型連休を作ることもできるので、繁忙期は一生懸命仕事して、閑散期になったら長期休みを取るといった、メリハリをつけた働き方ができる環境でもありますね。

また冷菓部門ならではの話かもしれませんが、寒暖差も激しいです。商品を保管している冷凍庫がマイナス25℃なのに対して外は35℃近くあるので、寒暖差が激しい環境で作業をすることになります。もちろん手袋や耳当てをして上着も着込むので、健康上の問題は全くないのですが、慣れるまでは少し大変だと感じるかもしれないですね。

体力が必要な環境ではありますが、運転に自信がない社員であれば先輩社員と2名体制でトラックを運転したり、力仕事に不安がある人にはサポートが入ったりと、助け合いながら仕事をしています。

助けてもらう側から、支える側へ。よろこびを広げる挑戦

──真田さんの今後の目標を教えてください。

今は上司の方からのサポートを受けながら提案商品を考えているのですが、みずから上司の方に提案して会社に貢献できるようになりたいです。私はまだ助けてもらうことの方が多いので、いずれ先輩方のように周りをサポートする側になっていけたらと思います。

メーカーと商品を仕入れるための商談にも挑戦したいです。 メーカーの希望、店舗の希望をただ伝えて受発注作業をするのではなく、双方にメリットが生まれるような工夫ができるようになりたいと思っています。

──最後に、就職活動中の方へメッセージをお願いします。

えびす本郷での仕事は、初めての方でも1から勉強でき、お客さまに喜んでもらえるやりがいのある仕事だと思います。

鳥取に馴染みがないという方でも大丈夫です。砂丘のイメージが強いかもしれませんが、自然と街の賑わい両方を感じられるうえ、梨やカニなど美味しい食べ物もたくさんあって暮らしやすいですよ。

職場環境も大変よく、わからないことがあるとき、困ったときは助けてくれる、先輩方がいます。難しく考えずに興味がある方は安心して飛び込んできてください。

基本情報

鳥取県鳥取市商栄町203番地24
(業種)食品卸

拠点:本社・鳥取営業所、松江営業所・配送センター、福山営業所

お問い合わせ先:0857-37-1502