仕事も家庭もあきらめない。
株式会社JCBエクセで実現する持続可能な働き方とは

クレジットカードに関わる事務処理業務を担う、株式会社JCBエクセ。JCBグループの一員として、入会申込書の受付や住所・名義変更の手続き、返金処理など、カード利用を支える幅広い業務を行っています。

そのなかで、全社的な業務改善を推進する立場として新たに「自動化の専門チーム」で立ち上げメンバーとして、リーダーを務めているのが業務企画部・施策推進担当の大石真由美(おおいし まゆみ)さんです。前職では経営コンサルタントとして、業務改革やシステム導入、若手・女性のキャリア支援などのプロジェクトに携わっていました。

過去の経験で培ったプロジェクト管理力や、タイムマネジメントのスキルを活かしながら育児と介護を両立する働き方を実践しています。

今回は、そんな大石さんがJCBエクセで実現している持続可能な働き方や、挑戦を支える組織文化、次世代へつなぐキャリアへの想いについて伺いました。

業務企画部・施策推進担当

大石 真由美(おおいし まゆみ)さん

2021年4月に第二新卒として入社。前職は大阪で経営コンサルタント。Uターン就職の形でJCBエクセへ入社。入社後3年間は業務部に所属し、会員情報チームのリーダーを担当。会員の名義・暗証番号変更、カード再発行などの各種依頼処理を管理。その後、産休・育休を約1年取得。現在は業務企画部に所属し、業務効率化・改善施策の企画職を担当。今年度より自動化専門チームの立ち上げメンバーとして、リーダーを務めている。

事務処理だけでなく自動化や業務改善まで。JCBエクセが担う役割

── まず、JCBエクセの事業内容について教えてください。

JCBエクセは、株式会社JCBからの受託事業として、クレジットカードに関わる事務処理業務を担っています。たとえば、会員の住所や名義変更の手続き、入会申込書の受付・登録、不正利用のチェックや返金処理などですね。

また、事務処理だけでなく、最近では自動化や業務改善の提案まで含めたBPM(ビジネス・プロセス・マネージメント)戦略の立案や実行も行っています。

──事務代行にとどまらず、効率化の提案まで行っているのですね。そんななかで、大石さんが仕事で感じるやりがいはどんなところにありますか?

ふたつあります。ひとつは自動化プロジェクトに携わるときです。以前は2人がかりで1時間ほどかかっていた業務を、ツールを導入することで5分に短縮できました。現場の社員が「こんなに早いんだ!」「すごく便利!」と喜んでくれた瞬間は、本当にうれしかったです。自分の提案が現場に役立つのを実感できるのは大きなモチベーションになります。

もうひとつは、自分の働き方が新しいロールモデルのひとつになれていると感じられることです。現在は育児と介護を両立するために「時差勤務制度」を利用していますが、総合職として産休・育休を経てこの制度を利用したのは、社内でも私が初めてのケースでした。

最初は不安もありましたが、後輩から「そんな働き方ができるんですね」と声をかけてもらえることが増え、自分の挑戦が誰かの選択肢を広げるきっかけになっていると感じています。

「3割ずつ」の配分で仕事・育児・介護を続けられる形に

──大石さんは、なぜJCBエクセに入社しようと思ったのですか?

実は、親の介護の事情で地元の鳥取に戻る必要がありまして。地元で長く働ける会社を軸に、就職活動をしていました。また、結婚や出産などライフステージの変化も見据えて、柔軟に働ける環境であることも重視していたんです。

前職では経営コンサルタントとして、業務改革や若手・女性のキャリア支援に携わっていたので、その経験を活かせる仕事を探していたんです。業界にはこだわらず、業務改善や企画、効率化などに関われるかを重視していました。

会社見学に行った際、人事担当の方が会社の制度など具体的に紹介してくれて「この会社なら、柔軟に働けそう」だと思いましたね。

──入社してみて、印象は変わりましたか?

正直、最初は毎日同じ作業をコツコツこなすような仕事が多い印象があって、「ルーティンワーク中心の会社なのかな」と思っていました。決められた業務を淡々とこなすイメージで、自分の工夫を発揮する余地は少ないのでは、と。

でも実際に入ってみると、逆でしたね。現場でも改善提案が歓迎される雰囲気があり、「こうしたほうがいい」と思ったことはすぐに相談できて、必要とされればどんどん変えていくことができます。

現場からの声を柔軟に受け入れる文化があるので、「まずやってみよう」という姿勢が根づいています。決められた枠の中で働くというより、自分の工夫次第で仕事の幅が広がっていく会社だと思いますね。

──大石さんは現在、介護だけではなく、育児もされているんですよね。両立のために意識していることはあるのでしょうか?

正直に言うと、仕事と家庭の両立は今の社会の仕組みでは難しいと感じています。会社の業務も、育児も、介護も一人の人が同時に担うには無理がある構造だな、と。私自身、その現実を感じてきました。

だからこそ、「すべてを完璧にやる」ことを目指すのではなく、少し力を抜きながらでも長く続けていくことを意識しています。短距離走のように全力疾走で短い距離を走るのではなく、マラソンのように長い期間を走り続けられる働き方ですね。

仕事・育児・介護のそれぞれに、自分の力を“3割ずつ”くらい分け合うイメージでバランスをとるようにしています。そうすることで、どれも無理なく続けられています。

──ご自身のリソースを、意識的に管理されているんですね

実際の業務でも、自分の時間や体力を定量化して「見える化」するようにしています。

たとえば「今はこのくらいのリソースがあるので、まずはここまでを優先的に進めます」といった内容で、状況を共有するんです。

そのうえで、「こうすれば実現できます」「このペースなら無理なく進められます」といった代替案を添えるようにしています。その結果、チームとしてもより現実的に物事を進められると感じています。

まだまだ設立11年目で若い会社。「やってみよう」で挑戦を後押しするカルチャー

──職場の雰囲気はどんな感じですか?

社員は約330名で、中規模ならではの距離の近さがあります。新卒や中途、JCB本体からの出向者など、さまざまな経歴やバックグラウンドを持つ人が集まっているのも特徴です。立場や経験が違うからこそ、お互いの考え方ややり方を尊重し合う空気が自然にできているように思います。

社名の印象から「大手系のグループ会社=堅そう」というイメージを持たれる方もいるかもしれません。でも実際に入ってみると、意外なほど明るく、活発にコミュニケーションが行き交う職場です。

部署を越えてランチに行ったり、現場と企画を密にやりとりしたりしていて、日々、楽しいですよ。

──思っていたのと真逆の雰囲気だったんですね。社員のチームワークが生まれる理由はどこにあると思いますか?

設立から11年と比較的若い会社だからこそ、仕組みが固まりすぎていないのだと思います。「まず受け止めよう」「一度やってみよう」という文化が根づいているので、意見交換が活発なんです。

たとえば以前、業務システムを導入した際に「この処理を自動化できないか」という意見が現場から上がったことがありました。すぐに担当部署が試験的に機能を追加してみたところ、業務時間が短縮され、全社的な改善につながったんです。

そんなふうに、部署や職種の垣根を越えて「やってみようよ」が実際の行動として生まれるのが、JCBエクセらしさだと感じています。

──これまでのできごとで、特に印象に残っているエピソードはありますか?

業務部にいたころ、名義変更などの処理を担当していた時期ですね。属人化が進んでいて、ベテランしか対応できない状況で。そんななか、ITシステム(BPMS)を推進する新プロジェクトが始まったんです。

前例がなく不安でしたが、当時のマネージャーが「ゼロベースだから失敗してもいい。自由にやってみよう」と言ってくれて。その言葉に救われましたね。そこからは積極的に提案できるようになって、現場の意見を反映しながらスピード感をもって進められました。

あの時の経験が、今の自分の姿勢や考え方のベースになっています。「失敗してもいい」と背中を押してもらえたことが、挑戦を恐れず行動する原動力になっていると思います。

「三方よし」に“未来よし”を加えて。みんなが嬉しい世界をつくる会社へ

──今後の目標やキャリアビジョンを教えてください。

これまで取り組んできた自動化や業務改善の経験をもとに、学びや失敗を後輩や周囲に還元し、みんなで成長していける環境をつくりたいと考えています。

また、育児や介護など制約を持ちながら働く人に、「自分にもできるかも」と思ってもらえるようなロールモデルになれたらうれしいです。自分が築いてきた仕組みや働き方を、次の世代に引き継いでいくことが今後の目標です。

自分が頑張る姿を見せることが、誰かの挑戦を後押しすることにつながると信じています。

──素敵な目標ですね!就活生・転職希望者へのメッセージをお願いします。

就職活動は“お見合い”のようなもの。焦らず、自分に合う会社を楽しみながら探してほしいですね。「いい会社」の定義は人それぞれです。大切なのは、自分が何を楽しいと感じ、どう働きたいかという価値観。多くの人と話し、視野を広げることで「ここだ」と思える場所にきっと出会えるはずです。

チームで働くことが好きな人、新しいことに前向きな人、周囲と協力して仕事を楽しめる人にとって、JCBエクセはいい会社だと思います。

 ──大石さんにとっての「いい会社」とは?

私が思う「いい会社」とは、「みんなが嬉しい世界をつくる会社」です。

近江商人の言葉に「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」という考えがありますが、私はそこに「未来よし」を加えた「四方よし」の環境をつくりたいと思っています。

「未来よし」とは、次の後輩や子どもたちといった次の世代が、より働きやすく、安心して挑戦できる社会を残していくという考え方です。

たとえば、育児や介護をしながらでもキャリアを続けられる制度や、誰もが意見を出し合える職場づくりなど、私たち一人ひとりの小さな工夫や挑戦が、未来を少しずつ良くしていけると思っています。

JCBエクセという場所で働く一人として、そして一人の社会人として、この“四方よし”の世界づくりに少しでも貢献していきたいです。

基本情報

鳥取県鳥取市若葉台北6-1-1 JCB鳥取ソリューションセンター内
(業種)キャッシュレス決済のバックオフィス業務

拠点:鳥取市

お問い合わせ先:0857-52-5656 人事採用