米子ガス株式会社(以下:米子ガス)は、昭和5年に創立して以来、都市ガス、プロパンガス、電気の供給を通じて、鳥取県米子市の人々の快適な暮らしを支え続けてきました。地域に根ざした「最も身近な企業」として、地元の方々の安心・安全な生活を守り、支えています。
今回お話を伺ったのは、施設管理部でガス工作物の維持・管理を担当している入社3年目の木村 真夏斗(きむら まなと)さんです。地元の高専(機械工学科)を卒業後、米子ガスへ入社。仕事のやりがいや今後の目標について、緊張しながらも楽しそうに語っていただきました。

【プロフィール】
施設管理部 木村 真夏斗(きむら まなと)さん
鳥取県米子市出身。米子工業高等専門学校(機械工学科)を卒業後、インターンを経て米子ガスに入社。地元で働きたくて転勤のない企業を探していたほど、鳥取県への愛着が深い。休日には、昔からの友人たちと遊びに出かけてリフレッシュしている。
地域の安全とエネルギーを守る、施設管理部の働きとは

──まずはじめに、米子ガス株式会社の事業について教えてください。
弊社は、都市ガスやLPガスの供給をメインとし、他にはガス機器の販売・点検なども行っております。また、今後はエネルギーの需要として電気が主流になっていくので、最近では電力販売にも力を入れています。
──その中で、木村さんはどんなお仕事をされているのでしょうか。
私は施設管理部という部署で、都市ガスの配管や設備の維持管理を担当しています。地面に埋まっているガス管を扱う仕事で危険物を取り扱っているため、ほんの少しの注意不足が大事故に繋がることもあるので、毎日緊張感を持って作業しています。市民の安全と安心を守る仕事にやりがいを感じています。
──危険物の取り扱いには資格も必要だと思いますが、会社からの補助などもあるのですか?
そうですね、資格取得支援制度で受講料が免除になるので、会社指定の資格を取得しながら、自主的にガス主任技術者の丙・乙種も取得しました。資格を取得すると報奨金ももらえますし「いっぱい持ってたらカッコいい」という自己満もあります(笑)
もし将来転職をする場合にも、資格はいろいろ持っていた方が強いと思うので、たくさん勉強して知識をつけていきたいという気持ちもありますね。
──資格取得への前向きな姿勢、素敵です。お仕事の1日のスケジュールはどのような感じですか?
出社後、まずは全体朝礼で連絡事項と朝礼当番から一言をいただきます。次に、各部署に分かれて朝礼を行い、その日の業務について共有し合い、1日が始まります。その後は、現場に向かい11時頃まで上水道等の工事立会い・監視・指示などを行い、終わり次第会社に戻り、現場についての事務作業を進め上司に報告します。
昼は、社内の休憩スペースで食事をとることもあれば、現場によってはそのままみんなで近くのご飯屋さんにふらっと入ることも多いです。現場への移動中の車内や昼休憩の時間は、仕事の相談やプライベートな話をしたりしながら過ごしています。
そして、午後からは水道の工事会社からの問合せの受け答えや、ガスの設備点検などを行い、最後に日報を書いて基本的に定時の17時に退勤します。17時半にはパソコンの電源が強制的に切れるので、基本的に遅くまでの残業は“できない”ですね(笑)
──珍しいですね!残業がなく退社ができるのは働きやすいですね。お仕事をする中で心がけていることはありますか?
一般のお客様へ説明をするとき、専門用語を使わずにいかにわかりやすく説明するかを意識していますね。例えば、会社では「開栓」と言っているところを「ガスの契約」と言い換えたり、「供給管」と言っているところを「おうちへの引き込み管」と言い換えたりしています。
困ったときには手を差し伸べてくれるあたたかい環境

──木村さんが所属する施設管理部はどんな雰囲気ですか?
20代から40代のスタッフが集まり、和やかでいい雰囲気です。部長や先輩たちも交えて仕事のことやそれ以外のことも話しやすい雰囲気があり、コミュニケーションがとりやすく、若手社員からも質問しやすい雰囲気を作ってくれていると感じますね。
小さな業務が重なってパンクしそうになっているときにも、その状況を察して先輩から声をかけてくれるので常に気にかけてくださっているな、と安心します。
──素敵ですね、雰囲気の良さが伺えます。若手社員同士のコミュニケーションはいかがですか?
仕事終わりにときどき飲みに行ったりしますね。他にも、30歳以下が加入できる労働組合青年部でクリスマス会や新年会などのイベントがあるので、そこでもコミュニケーションをとって親睦を深めることができます。

──これまで働いてきて、ご自身が成長したと感じたエピソードはありますか?
以前所属していた部署は、自分と上司の二人だけという環境。知識も全くない中、それでも業務を回していくために早く内容を覚えていかなければいけなかったので、プレッシャーがありました。でも、その状況を乗り越えるために、ただその業務を覚えるだけではなく、上司に質問をしたりしながら「なぜその業務を行うのか?」という部分を意識することで早く覚えることができ、壁を乗り越えることができたと感じています。
機械工学科から米子ガスへ。「地元で働く」ことを決めた理由

──木村さんはどういった経緯で米子ガスに入社されたのでしょうか?
もともと機械に興味があり好きだったので高専で機械工学科を専攻しました。高専はさまざまな企業に就職ができるので県外の大手に就職する人も多いですが、僕は友だちがいる地元で働きたかったので「転勤がない」地元の企業を探していました。
そこから地元のガス会社のインターンに参加し、その中でも米子ガスは若手社員も多く雰囲気が良くて惹かれ、「転勤がない」とのことで入社を決めました。
──木村さんが働く上で「地元で働くこと」が大切な軸だったのですね。実際に入社してみて、ギャップを感じることはありましたか?
社会人になると時間がない中で自ら勉強して知識をつけていく必要があると思っていたのですが、働きながらいろいろな研修に参加して勉強をさせてもらえるので想像とは違いましたね。
──良いギャップですね!社内研修はどういったものがあるのでしょうか?
入社時はもちろん新入社員向けの研修がありますが、他にも中堅向けに育成面での研修があったりと、それぞれに合った研修が受けられます。業務の中でマンホールの中に入ったりすることもあり、酸素欠乏症になる危険性もあるので、研修で危機管理能力などについて事前に学ぶことができ助かっています。

──やってみなきゃわからないことを事前に研修が受けられるのは心強いですね。逆に「大変だな」と感じたギャップはありますか?
弊社は「ジョブローテーション制度」があるので、約1年ごとに部署異動をしてさまざまな業務を経験します。そのため、ひとつの業務を突き詰めて極める前に異動になり、中途半端で終わってしまうこともあります。でも、若いうちにいろいろな部署を経験して、自分に合った業務を見つけられるのでいい制度だなと感じています!
まだまだ成長途中、次は自分が後輩をサポートできる存在に

──今後の目標があれば、ぜひ教えてください!
会社的にも電力販売に力を入れているので、電気に関する資格で電験三種(第三種電気主任技術者)を取りたいなと思っています。
他にも、自分の仕事はすべて自分でこなすようにはしているのですが、業務量が多くなる中では、先輩に対しても自分のキャパシティを超えた部分をお願いできるようなスキルを身につけることが重要だと感じています。そして、今後後輩ができたら、その子の状況を気にかけながら的確な指示が出せるような存在になれればと思います。
──最後に、この記事を読んでいる求職者の方へメッセージをお願いします。
今やりたいことがある人もそうでない人も、まずはいろいろな会社のことを調べてみてほしいです。興味がある会社だけでなく、全く関係のない会社のことも調べてみると、意外とおもしろい会社に出会えたりします。その行動の中でも、多くの学びや情報を得ることができるので、ぜひ視野を広げて就職活動をしていただけたらと思います!
